粉瘤

粉瘤(ふんりゅう)は非常にありきたりな皮膚のできものです。
多分、十人いれば一人二人に見つかると思います。
皮膚があるところにはどこでもできる可能性があるのですが、背中が一番多いですね。顔もできやすいです。
皮膚のすぐ下にコロッとした塊として感じられるものです。痛くもかゆくもないので、触らないと判らないことも多いです。
でも、粉瘤はしばしば問題を起こします。それは粉瘤自体の構造によるものなのです。
粉瘤とは表皮が袋のように皮膚の下に存在するものです。表皮は角質(垢)を産生しますので、袋の中に角質がどんどん溜まってゆきます。いわば皮膚の中に垢の塊があるようなものなので、ばい菌がつきますと垢を餌に大繁殖してしまうのです。
そうなると粉瘤の周りは真っ赤に腫れあがって痛くなります。最後には袋が膿でパンパンになって破れてしまいます。
膿がすべて出てしまえば腫れは引いていきますが、皮膚の中には破れた表皮が残っていますので、しばらくすると再び角質が溜まってゆきます。
粉瘤を放置しておくと、しばしばそうした感染・炎症を繰り返すことになります。
ですので、粉瘤を見つけたら痛くなる前に除去することをお勧めします。

粉瘤によく似たできものには石灰化上皮腫、外毛包鞘腫があります。
見た目は非常に似ている場合があって摘出してみないと判断できないこともありますが、石灰化上皮腫と外毛包鞘腫は炎症を起こすことはまずありません。
ただし、外毛包鞘腫は稀に悪性のことがありますので、摘出したできものは必ず病理組織検査をしなければなりません。

症例1

  • 術前 症例1 術前 皮下にしこりがあり、その中心部に黒っぽい点を認めます。典型的な粉瘤です。
  • マーキング 症例1 マーキング しこりの範囲を示します。
  • 術中1 症例1 術中1 真上の皮膚を切開して皮膚の袋を取り出します。
  • 術中2 症例1 術中2 取り出したところ。
  • 術後 症例1 術後 きれいに摘出できましたので、再発することはありません。

巣鴨ほくろ・できものクリニック

診療科目
形成外科
院長名
村下 理
住所
東京都豊島区巣鴨3-19-13 桜花苑ビル2階
アクセス
JR・都営三田線「巣鴨」駅 徒歩5分
(とげぬき地蔵斜め前)
電話
03-5961-5500
診療時間表・休診日
※受付は午前のみ11時半まで
★9:30~12:30【休診日】月曜、木曜午後、日曜午後、祝日
 
9:30~12:00
13:00~18:00
対応
クレジットカード
  • VISA
  • Master Card
  • JCB
  • AMERICAN EXPRESS
  • Diners Club
  • DISCOVER
※カード払いは自費診療で1万円以上の場合のみご利用いただけます。
このページの上へ