悪性腫瘍

皮膚の悪性腫瘍について説明します。
悪性腫瘍といえば「癌」ですが、癌以外にも悪性腫瘍は数多く存在します。
ですがここでは専門的なことは省いて、当院で扱う可能性のある悪性腫瘍に関してのみお話しすることにします。

有棘細胞癌(扁平上皮癌)

代表的な皮膚癌として有棘細胞癌(扁平上皮癌)があります。お年寄りに多くて最初はイボの様な感じで成長してゆき、だんだん崩れて潰瘍になってきます。
放っておくと胃癌や肺癌のように全身に転移します。
有棘細胞癌は外観上色々な形態をとりますので、見た目ですぐに判断できないこともあります。良性のできもの、脂漏性角化症と診断して切除して病理組織の結果は有棘細胞癌であったということはそれほど珍しくないのです(ですから、できものを取ったら必ず検査に出さなければならないのです)。
もし、当院でそのようなことがあれば、専門の医療機関、例えば大学病院の皮膚科などに責任をもって紹介することになります。

基底細胞癌とボーエン病

もう一つ頻度の高い皮膚の悪性腫瘍に基底細胞癌とボーエン病があります。
この二つは基本的に他の悪性腫瘍のように転移は起こしませんので、確実に切除すれば完治します。また、両者とも時に脂漏性角化症のような外観を呈することがありますので、病理組織で初めて診断されるということもあります。そういう場合は切除の際には傷跡を最小限にするためギリギリで取っていますので、念のため周辺皮膚を再切除して病理組織検査に出して確実に取り切れていることを確認します。そうすれば、まず安心といえます。

ごく稀ですが、当院でもよく行うほくろや脂肪腫の切除でも悪性の結果が出る可能性があります。ほくろは悪性黒色腫、脂肪腫は脂肪肉腫という診断に変わることになります。
両者ともに命にかかわりますから、適切な医療機関に速やかに紹介し、治療を開始してもらう必要があります。

実際には悪性腫瘍に出会うことはあまりないのですが、できものの除去に際してはいつも悪性腫瘍の可能性を頭の片隅において置くことが臨床医として大切なことだと思っています。

巣鴨ほくろ・できものクリニック

診療科目
形成外科
院長名
村下 理
住所
東京都豊島区巣鴨3-19-13 桜花苑ビル2階
アクセス
JR・都営三田線「巣鴨」駅 徒歩5分
(とげぬき地蔵斜め前)
電話
03-5961-5500
診療時間表・休診日
※受付は午前のみ11時半まで
★9:30~12:30【休診日】月曜、木曜午後、日曜午後、祝日
 
9:30~12:00
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